開発環境 †CodeRed社が提供している、EclipseベースのLPCXpresso IDEを使用するのが、一番簡単な開発方法だと思います。 まず、LPCXpressoのページを開いて、Get LPCXpressoと書いてある下の方のリンクから、CodeRed社のHPに飛びます。 ダウンロードにはアカウントが必要になりますので、登録してログインしてください。 これを書いている時点では。LPCXpresso_5.0.14_1109.exeが最新でした。 ダウンロードが終わったら、実行してインストールです。 途中、ドライバのインストールについて聞かれますが、これも入れておきましょう。 インストールが終わったら、一旦起動します。 起動したら、Help->Product activation->Create Serial number and Activateを開くと、シリアルナンバーが表示されます。 すると、登録したアカウントのメールアドレスに、アクティベーションコードが届くので、Help->Product activation->Enter Activation codeから、そのアクティベーションコードを入力しましよう。 CMSISライブラリ †このライブラリを使用することにより、ある程度、ARMのCPU間の差異が吸収され、移植が容易になる等のメリットがあります。 LPCXpressoのページの、IDEのリンクのさらに下から、サポートページに飛びます。 今回使用するのは、LPC1769なので、LPC1700 Seriesの、CMSIS Library for LPC17xxをダウンロードしましょう。 ダウンロードができたら、IDEの左下にあるQuickStartPanelから、Import project(s)を選択。 ArchiveにダウンロードしたZIPファイルを指定して、Nextボタン、Finishボタンの順に押します。 すると、ProjectExplorerに、ライブラリのプロジェクトが追加されます。 追加されたら、プロジェクトを右クリックして、プロパティを開きます。 最後に、QuickStartPanelからBuildを実行して、libCMSISv2p00_LPC17xx.aが出来上がればOKです。 ペリフェラルドライバライブラリ †次に、CPUの色々な機能を、簡単に使うためのライブラリを用意します。 NXP社のLPC1769のサポートドキュメントページを開きます。 これはそのままインポートは出来ないので、QuickStartPanelのNew projectを作ります。 LPC176Xの「C Static Library Project」を選択して、適当なプロジェクト名をつけます。 MCUはLPC1769を選び、CMSIS Library to link project toは、先ほど作ったCMSISv2p00_LPC17XXが選択されていることを確認してください。 incフォルダとsrcフォルダがあるので、先ほどダウンロードしたファイルを解凍して、Driversフォルダのincludeの中身をincフォルダに、sourceフォルダの中身(makefile以外)をsrcフォルダにコピーします。 最後に、QuickStartPanelからBuildを実行して、libDriverLib.aが出来上がればOKです。 |