#analog #norelated #contents * 開発環境 [#j0b37049] いつの間にか、LPCXpresso IDEもバージョンが上がって色々変わっているみたいなので、試してみたいと思います。~ ---- まず、[[LPCXpressoのページ:http://www.lpcware.com/LPCXpresso]]を開いて、下の方のリンクから、[[Download LPCXpresso installers and the getting started guide:http://www.lpcware.com/lpcxpresso/download]]に飛びます。~ #ref(Download.png,left,nowrap,Download) ProductはWindowsを選択して、最新のcurrent releaseをダウンロードします。~ これを書いている時点では。LPCXpresso_7.1.1_125.exeが最新でした。~ ダウンロードが終わったら、実行してインストールです。~ フォルダ、ドライバのインストールあたりは前回と同じだと思います。~ インストールが終わったら、一旦起動します。~ アクティベーションの作業を行わないと、8kバイトまでのプログラムしか書けないので、まずはこれを行なっておきましょう。~ ちなみに、lpcwareのサイトが新しくなったので、アカウントは新規で取り直す必要があるようです。~ 起動したら、Help->Activate->Create Serial number and Registerを開くと、シリアルナンバーが表示されます。~ そのままHPに移動し、シリアルナンバーを登録してアクティベーションコードを取得します。~ Help->Activate->Activate(Free Edition)でアクティベーションコードを入力すると、アクティベーション完了です。~ 以前は、FreeEditionは128kバイトまでのプログラムサイズでしたが、現在は256kバイトまでOKになっています。~ これは嬉しい変更ですね。~ ** CMSISライブラリ [#q75674ea] ** CMSISライブラリ/ペリフェラルドライバライブラリ [#p37d0332] 最近はLPCOpenという新しいライブラリも出来ているようなのですが、まだまだ発展途上な感じでもあるので、今回は既存のCMSISとサンプル付属のペリフェラルドライバライブラリを使用しようと思います。~ QuickStartPanelからImport projectを選択して、LPCXpressoをインストールしたフォルダのExamplesにある、ライブラリパッケージをインポートします。~ #ref(import01.png,left,nowrap,インポートプロジェクト) CMSIS_CORE_LPC8xxが、LPC810で使用できるCMSISライブラリ。~ lpc800_driver_libがペリフェラルドライバライブラリになります。~ この2つをインポートしておけば問題ないでしょう。~ #ref(import02.png,left,nowrap,インポートプロジェクト) 追加されたら、プロジェクトを右クリックして、プロパティを開きます。~ 追加されたら、それぞれのプロジェクトを右クリックして、プロパティを開きます。~ 「C/C++ Build」の「MCU Settings」を開いて、LPC810を選択しておきましょう。~ #ref(mcusetting.png,left,nowrap,MCU Settings) //最後に、QuickStartPanelからBuildを実行して、libCMSISv2p00_LPC17xx.aが出来上がればOKです。~ // //** ペリフェラルドライバライブラリ //次に、CPUの色々な機能を、簡単に使うためのライブラリを用意します。~ // //NXP社の[[LPC1769のサポートドキュメントページ:http://ics.nxp.com/support/documents/microcontrollers/?scope=LPC1769]]を開きます。~ //この中に、「LPC175x and LPC176x CMSIS-Compliant Standard Peripheral Firmware Driver Library (GNU, Keil, IAR)」というのがありますので、これをダウンロードします。~ // //#ref(driverlib.png,left,nowrap,ペリフェラルドライバライブラリ) // //これはそのままインポートは出来ないので、QuickStartPanelのNew projectを作ります。~ // //#ref(newproject.png,left,nowrap,新規プロジェクト) // //LPC176Xの「C Static Library Project」を選択して、適当なプロジェクト名をつけます。~ //ここでは、「DriverLib」としました。~ // //#ref(staticlib.png,left,nowrap,スタティックライブラリ) // //MCUはLPC1769を選び、CMSIS Library to link project toは、先ほど作ったCMSISv2p00_LPC17XXが選択されていることを確認してください。~ // //#ref(cmsislink.png,left,nowrap,CMSIS Library) // //incフォルダとsrcフォルダがあるので、先ほどダウンロードしたファイルを解凍して、Driversフォルダのincludeの中身をincフォルダに、sourceフォルダの中身(makefile以外)をsrcフォルダにコピーします。~ // //最後に、QuickStartPanelからBuildを実行して、libDriverLib.aが出来上がればOKです。~ //幾つかwarningが出るかと思いますが、とりあえずは害のないものですので、そのままにしておきます。~ // 最後に、QuickStartPanelからlpc800_driver_libのBuildを実行して、liblpc800_driver_lib.aが出来上がればOKです。~ lpc800_driver_libにはCMSIS_CORE_LPC8xxが関連づいているので、CMSIS_CORE_LPC8xxにも自動的にビルドがかかります。~