本体とケース、16GBのSDカードと無線LAN(WLI-UC-GNM)をまとめ買い。
増税前だからね!(言い訳)
いくつかOSがあるみたいで、しかもそれらが1セットになった、NOOBSってのもあるみたいだけど、みんなRASPBIANを使っているようで、情報が多いので、RASPBIANを選択しました。
昔はFedora派だったので、Pidoraにしようかとも思ったけどねー。
というわけで、DLページからRASPBIANのイメージをダウンロード。
image installation guidesにしたがって、Win32DiskImagerもダウンロードしてインストールしておきます。
ダウンロードしたイメージを解凍して、Win32DiskImagerでSDカードに書き込み。
RASPBIANを入れたSDカードをRaspberryPiに挿して、あとはキーボードとモニタを接続します。
モニタは普段PCに使ってるやつがHDMI接続なので、インストール時のみそれを抜いてRaspberryPiに挿して使うことにします。
キーボードとマウスも、Logicoolの無線のものを使っているのですが、これもインストール時のみRaspberryPiに挿して使うことにします。
キーボードとマウスと、今回同時購入した無線LANを、USBハブに挿して、USBハブをRaspberryPiに挿しました。
電源は、iPadのアダプタから、マイクロUSBへの変換ケーブルを使って繋げることにしました。
マイクロUSBで電源を供給した途端に起動します。
起動すると、raspi-configの設定が開きます。
「Expand Filesystem」は、最初に書き込んだイメージが2GBほどのパーテーションしかないので、SDカード全ての領域を使えるように拡張するものです。
これは必ずやっておきましょう。
「Change User Password」は、初期のパスワード「raspberry」を変更します。
デフォルトのユーザー名は「pi」です。
パスワードは変更しておいたほうがいいでしょう。
「Enable Boot to Desktop/Scratch」は、起動方法を選ぶことができます。
デフォルトではConsole起動ですが、GUIで起動しておけばTerminalも使えるし、色々便利なので、Desktopにしておきました。
Scratchというのは、子供向けプログラム勉強用ソフトです。
「Internationalisation Options」を選ぶと、言語とTimeZoneとキーボードの設定ができます。
言語は「ja_JP.UTF-8 UTF-8」を選んでおけばいいと思います。
TimeZoneはAsiaからTokyoを。
「Enable Camera」は、今回カメラモジュールは買っていないので、OFFにしておきます。
「Add to Rastrack」は正直よくわからなのでノータッチ。
「Overclock」もとりあえずやる気はないのでそのままです。
「Advanced Options」を選ぶと、さらにいくつかの設定が出てきます。
「Overscan」は外枠をあける感じなので、コンポジット端子用ですかね?
「Hostname」は、まんまホスト名。
「Memory Split」は、メモリのCPU/GPU割付。
「SSH」はSSHを使えるようにするかどうか、「SPI」はGPIOをSPI通信で使うためのモジュールをロードするかどうか?
「Audio」はジャックとHDMIのどっちから音を出すか。
「Update」はraspi-config自体をネット経由でUpdateするようです。
とりあえず、SSHとSPIあたりをEnableにしておきます。
上記設定で設定終了してリブートすると、デスクトップが立ち上がります。
デスクトップが立ち上がったら、ネットワークの設定をしましょう。
デスクトップに、WiFi Configというアイコンがあります。
これをダブルクリックすると、Adapterに既に接続されているWLI-UC-GNMが、wlan0として認識されています。
「Current Status」タブの「Scan」ボタンを押すと、受信できる機器の一覧が出てくるので、接続したいものをダブルクリックで選び、パスフレーズを入れてAddボタンを押すと、これでもうネットワークが繋がるようになります。
Consoleから、設定ファイルを自前でvimとかでいじるより簡単ですね。
さて、この設定では、IPアドレスはルータのDHCPから払い出される可変のものなので、WindowsPC等からアクセスするためには、IPアドレスがわかっている必要があります。
これを回避するために、AvahiとBonjourというシステムを利用します。
RaspberryPiでAvahi、WindowsPCでBonjourを使用することにより、固定IPでhostを書かなくても、ホスト名アクセスが可能になります。
ちなみに、WindowsPCでのBonjourは、iTunesがインストールされていれば入っています。
私のPCでは、普段iPadを使用しているため、iTunesが入っており、Bonjourもインストールされていました。
RaspberryPiでのAvahiのインストールは、以下のコマンドで出来ます。
sudo apt-get install avahi-daemon
ネットワークが繋がれば、SSHでの接続が可能になります。
TeraTermを使われる方が多いかと思いますが、私はPoderosa派です。
Avahiを入れたので、WindowsPCからホスト名で接続できます。
Avahiの場合、元々のホスト名に、「.local」をつける必要があります。
デフォルトであれば、「raspberrypi.local」でSSH接続が可能になります。
ついでにGUIもリモートで使えるように、xrdpをインストールします。
SSHでログインして、以下のコマンドでインストールされます。
sudo apt-get install xrdp
インストールが終わったら、WindowsPCからリモートデスクトップでRaspberryPiに接続してみましょう。
この時も、「raspberrypi.local」で接続が可能です。
WindowsPCからリモートでRaspberryPiのGUIを操作できます。
以下はやっておきましょう。
sudo apt-get update sudo apt-get upgrade