USBシリアル通信サンプル

USB-シリアル変換モジュールを使って、PCとAVRで通信ができるようにする。

秋月のUSB-シリアル変換モジュールをPCのUSBに繋ぐと、まず、ドライバのインストールをする必要がある。
FT232RのUSB UARTドライバと、USBシリアルポートドライバの2つ。

ドライバは、以下のページからダウンロードできる。
FTDI社のドライバダウンロードページ

VCPとD2XXというのがあるけど、今はどちらも同じファイルが置いてあるらしい。
昔は用途で分かれていたとかなんとか。
どっちのページに行ってもいいので、OS(今回はXP用)に対応したドライバをダウンロード。

ファイルを解凍しておいて、モジュールにPCからUSBを接続すると、ドライバのインストールウィザードが出るので、解凍したフォルダを指定してインストール。
2回とも同じフォルダね。

USB UARTドライバUSBシリアルポートドライバ

インストールが終わると、デバイスマネージャのポートのところに、今インストールしたシリアルポートが出来ているはず。
今回の例だと、COM8として認識されています。(AVRライタがCOM7)

デバイスマネージャ

とりあえずの動作確認を行うために、まず、TeraTermをダウンロードしてインストール。
まぁ、標準のハイパーターミナルとかでもいいんだけど、使い慣れてないから……。

で、モジュールのTXDとRXDのピンを、ジャンパで繋ぐ。
送信ポートと受信ポートをつないで、ループバックで返すようにするってことね。

繋いだら、TeraTermを立ち上げて、接続先をシリアルの、インストールしたポートを指定。(今回はCOM8)
繋がったら、適当に文字を入力してみて、それが画面に表示されたら、動作確認OK。
入力した文字が、USBを経由して、モジュールのTXD(送信側)からRXD(受信側)を通って、画面に表示されているってことね。
デフォルトの9600bpsでつながるけど、今回はこの速度のままで動作は確認できた。

シリアルポートテスト

TXDとRXDのピンを繋いでるジャンパを抜いたら、文字を入力しても表示されなくなるから、表示される=ちゃんと繋がってるってことで。

回路図


トップ   新規 一覧 単語検索 最終更新   ヘルプ   最終更新のRSS